山田裕貴 “役者”だけは辞めたくないと覚悟を決めた出来事「しんどいっていう所から逃げたんですよ」

[ 2021年12月26日 13:27 ]

山田裕貴
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 俳優の山田裕貴(31)が26日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。役者の仕事だけは辞めたくないと覚悟を決めた出来事を明かした。

 山田の父は中日、広島でプレーした元プロ野球選手で、今季まで広島でコーチを務めていた山田和利氏。自身も、中学時代は全国大会に出場する強いチームで野球をしていたという。当時について「僕はレギュラーになったり補欠だったりみたいな、そんな活躍できる選手でもなくて、すごいしんどくて…」と回顧。そして、「しんどいっていう所から逃げたんですよ」と中3の時に野球を辞めたことを告白した。

 その後、高3の時には自身が通っていた高校が甲子園に出場。応援に行った山田は、中学生の時にともに戦っていた元チームメートたちが甲子園で輝く姿を目の当たりにした。「なんか試合始まる前だったんですけど、その姿を見て涙が止まらなくて…」と当時を回想。「(僕も)輝けたかもしれないのに自分で自分の人生に蓋をしたんだって思って…」と思い返した。

 また、「父に1つだけ、『自分でやるって言ったことは絶対に最後まで続けろ』ってのは言われてて、それがカーンって頭の中に響いてきて…」と口にした山田。「父は野球をやれって言ってたんじゃなくて、自分がやるって言ったことを辞めてしまうと、ものすごく後悔するんだっていうことを言ってくれてたんだ」と父の伝えたかったメッセージをそこで理解できたという。この経験によって、「じゃあ、絶対に次にやるって決めたことは最後までっていうのはこれで…」と役者の仕事だけは辞めないと強く決心したと明かした。

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2021年12月26日のニュース