大島由香里 フジ時代の苦悩 「この会社にいる意味あんのかなって腐ってたし、精神的にも不安定に」

[ 2021年12月26日 08:43 ]

大島由香里アナウンサー
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 フリーアナウンサーの大島由香里(37)が25日深夜放送のTBS「占いメガネ」(土曜深夜1・28)に出演。フジテレビ時代の葛藤や現在の悩みを語った。

 フジテレビに就職したのは「アナウンサーって、なんとなく試験が早いから受けたというのもあって1年目は落ちてしまった。2年目受けようと思ったのは、母からアナウンサー以外になる気ある?と言われて。アナウンサーやりたいなと思ってもう1年受けてフジテレビに合格して就職したんです」と回想。

 入社後は「めちゃくちゃ葛藤がありました。夕方のニュース、フィールドキャスターって、朝から晩まで何日も取材したけど何も映らなかったりする仕事をずっとやってきて。同期や仲間が活躍していってる中で“何してるんだろう、自分…”と思うことが続いた。この会社にいる意味あんのかなって腐ってたし、精神的にも不安定になった時期があった」という。それでも夜のニュースの担当を3年半務め、妊娠、出産を機に退社してフリーに転身した。

 フリーになり、今度は別の悩みが。「今までやりたかったこと全部やろうと写真集出したり、YouTube始めたり。自由に仕事ができるようになったと思ったけど、アナウンサーの時のクセが抜けない」と吐露。「ニュースは自分の意見を言わない仕事なので、自分の意見を言っちゃいけないとか。(今)求められるのは自分のエピソードや自分の意見、考え。それでいかに爪痕を残すかなので、本当に毎回悔しい思いをするくらいできない。悔しいという感情しかない。今日はよくできたって思ったことがない」と明かした。

 特に悩みの種はバラエティーで「自分を出すことが難しい」という。「いくらでも体張りますって言ってるし、ドッキリの番組出た時もビショビショになったり、寝起きドッキリとかもやったんですけど、結局やっぱり(バラエティーに)向いてないのかなって思ったりすることも。私は逆に何が向いてるんだろうって。迷路に迷い込んでる状況」と悩ましい胸中を語った。

 かねてから「ラジオがやりたい」と熱望しているという大島は、「来年はラジオの話が舞い込む」という占い結果に喜んでいた。

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2021年12月26日のニュース