浜崎あゆみ 作詞能力の開花は松浦勝人氏の提案から「手紙を書いて渡したら、『お前すごいよ』みたいな」

[ 2021年12月25日 21:15 ]

浜崎あゆみ
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 歌手・浜崎あゆみ(43)が25日、エイベックス創業者で実業家の松浦勝人氏(57)のYouTube公式チャンネルで対談し、作詞能力が開花したきっかけについて語った。

 ソロデビュー後の歌詞は自ら手掛けているが、それ以前は「作詞はまったくしたことなくて…」と心得はなかったという。幼少から怒られてばかりだったといい、「自分でこれができるとか思ったことは何もなかったし、小さいころは褒められたこともなかったし、『あなたはこれができないんだから』、『これがダメなんだから』ということが多い、学校ではみ出してるみたいな子だった」と振り返った。

 そんな中、褒めて才能を伸ばしてくれたのが松浦氏だったという。「初めて『お前はこういうところができる。お前はこういうところがすごい』というのを教えてくれたのが、マサ(松浦氏)だった。『歌詞も書けるから書いてみろ』と言われて、何それ?という感じだったけど、書いて。手紙みたいなことですよ?作詞ってものが分からないから。勉強ができたわけでもないし、特技がないから、とにかく一生懸命、手紙を書いて渡したら、『お前すごいよ』みたいな」。それを聞いた松浦氏は「すごいからすごいと言っただけで」と、浜崎の作詞能力を素直に称賛した。

 浜崎が表現したのは、リアルな自分が体験したストレートな思いだった。松浦氏は「これは16歳が書く文章とか日記じゃないでしょう?って。いろんなことを経験してきたんだろうと。俺の方が年上だったから言ってる」と、当時の浜崎から受けた衝撃を振り返った。

 浜崎が描く世界観は、多くの女性の心に刺さり、数々のミリオンヒットを飛ばした。「私は思いのままにというか、実際リアルなことを文字にして、手紙という気持ちで渡してるだけ」と謙遜。「何をすごいと言われているか分からなかったけど、とにかく『そのままでいいから』と言われたから、そのまま歌詞を書き続けてきた感じです」と打ち明けていた。

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