水谷隼 指導者転身は「今のところないかな」と思う理由 「ちょっと強がってるかもしれない」

[ 2021年10月30日 15:48 ]

卓球の水谷隼
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 東京五輪の卓球混合ダブルス金メダリストで、競技の一線から退くことを表明している水谷隼(32)が、30日放送のTOKYO FM「TOYOTA Athlete Beat」(土曜前10・00)にゲスト出演し、今後の活動について語った。

 24日に静岡で行われたTリーグの試合で、現役生活に一区切りを付けた。パーソナリティーの俳優・藤木直人(49)から「今後は卓球界に携わっていく?それとも卓球以外に、こんなことをやりたいなというのは?」と問われると、「よく『指導者にならないんですか?』と言われるんですけど、指導者のところは考えてはいないですね」と返答し、驚かせた。

 藤木から「まったく考えていないということですか?」と確認されると、「まったくというわけはないんですけど、今のところ指導者は…。一番ありそうだなと思われるんですけど、一番、僕の中では今のところないかなと思っています」と現在の考えを明かした。

 理由を問われると、「今のタイミングだと、オリンピックのチャンピオンとして見られるので、自分の意見や指導を受けたいと思うんですよね、選手は。そうすると、今いる指導者とかプロのコーチとかの立場がなくなってしまう」と、卓球界への配慮を口にした。一方で、「教えたい気持ちもあるんですけどね、実際のところ誰からもコーチになってほしいと言われてないんですよね。ちょっと強がってるかもしれないです。ならないというより、言われてないんで。オファーがないんで」と笑っていた。

 現在の自分の立場は「えせタレント」と自虐的に答え、「そういうお仕事もやりつつ、卓球のことも関わっていけたらなと思います」と語った。

 自身が監修したレトルトカレー食品「水谷隼カレー」も、五輪フィーバーを受けて売り上げが「絶好調ですね」と喜んだ。藤木から「新しいカレーを開発するなり、ひょっとしたら一歩進んでカレー屋さんやり始めるなり…?」とぶっ飛んだ質問をされると、水谷は「カレーも3種類出たんですよ。カレーが2種類、もう1種類はハンバーグハヤシ。3月にハンバーグハヤシが出ました」としっかりPRしていた。

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2021年10月30日のニュース