“リレー侍”藤光謙司氏 「感謝祭」名物企画「ミニマラソン」3秒差Vで賞金100万円ゲット

[ 2021年10月9日 21:43 ]

2017年世界陸上ロンドン大会、男子4×100メートルリレー決勝で銅メダルを獲得した日本代表メンバー。(左から)多田修平、藤光謙司、飯塚翔太、桐生祥秀
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 陸上の17年世界選手権男子400メートルリレーで日本の銅メダル獲得に貢献した藤光謙司氏(35)が9日放送のTBS「オールスター感謝祭’21秋」(後6・21)に生出演し、名物企画「ミニマラソン」で優勝した。

 マラソンコースは春に引き続き「東京ドイツ村」で1周700メートルのコースを5周する3・5キロ。今回は「30周年記念レース」として優勝賞金「30万円」から大幅アップの「100万円」となった。

 レース前のインタビューで藤光氏は「普段短い距離しか走っていないので、どこまで走れるかわからない。でも、足は速いので、どこまで保つかですね」と意気込みを語った。

 先頭の一般女子がスタートしてから2分15秒遅れて「アスリート」枠でスタートした藤光氏は3周目の前でトップに。その後もリズムを崩さず軽快に走った。ラスト1周に、先頭から6分遅れでスタートした陸上男子マラソン12年ロンドン五輪代表で、日本選手権1万メートルで4連覇を果たしている佐藤悠基(SGホールディングス)が猛追。それでも、最後の坂でラストスパートをかけた藤光氏は3秒差でゴールテープを切り逃げ切った。

 藤光氏は「めちゃめちゃきつかった。ケツ割れしてます」と笑顔。「最後、辛くなるのわかってたので、ラストスパートをかける力を少しだけ残していた」と作戦勝ちだったことを明かした。

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2021年10月9日のニュース