小栗旬の兄、了氏 弟の姿勢に感心「あいつの方が兄貴っぽい。人生経験と自信に裏打ちされた貫録が」

[ 2021年10月7日 10:07 ]

小栗了氏
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 俳優・小栗旬(38)の兄で演出家の小栗了氏(45)が6日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。落語家の滝川鯉斗(37)と対談し、弟について語った。

 小栗氏は95年に渡米し、弟と同じく俳優業を経て、08年「シルク・ドゥ・ソレイユ」の日本常設劇場の立ち上げや「ムーミンバレーパーク」のショー演出などに携わっている。

 最近の弟・旬との関係について「僕が兄なんですけど、あいつの方が兄貴っぽいんですよ。人生経験と自信に裏打ちされた貫録ってものがあるので。最近も横に並んでると、『俺の方が兄貴より兄貴っぽくない?』とか言うんですよ。下剋上はもう20年くらい前から始まってるんですけどね」と苦笑した。

 さらに「あの人、うちは3人兄弟で旬は末っ子なんです。もともとは末っ子気質なんですね。だから、誰かを引っ張っていく感じじゃないと思って見て育ってきた。それが小栗旬という名前が独り歩きし始めて、小栗旬が小栗旬になった時、それくらいから人に気を遣えるわ、親分ぽくなるわで僕もびっくりしたんです」と、弟の人間的な成長がうれしい様子。

 旬と仕事現場で一緒になって目をかけてもらったという滝川に、「最近弟はすごい気を遣える人になってるんですよね。滝川さんが落語界から来てたりするということで、空気感よくするために、場所も違えばいつもと勝手も違うだろうしっていうのを意外と見ている。ちょっと不安そうに見えるとスッといけるんですよ」という。

 滝川は旬の姿勢にいたく感激しているという。小栗氏は「旬が後輩の方たちにそう思っていただけるなら、すごくうれしいですね。芯に立つというのを、立ち慣れたというか。自分が引っ張ってかなきゃというのをすごく理解してるので。兄弟ですし、6歳下なんですけど、すごいなって思いますね」と尊敬のまなざしをおくった。

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