杏 女優人生で最も恥ずかしかった出来事 出演ドラマの“あの格好”のまま「昔の担任の先生が出て来て」

[ 2021年10月7日 12:06 ]

女優の杏
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 女優・杏(35)が7日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」(月~木曜前8・30)にゲスト出演し、女優人生で最も恥ずかしかった出来事について語った。

 11年に日本テレビ系ドラマ「妖怪人間ベム」で、妖怪ベラを演じた。出演の反響は、特に子供たちの間で大きかったという。「ロケをしていても、戦隊もののヒーローみたいな、『うわー、ベラだー!』と。私服で歩いていても、子供がわーっと群がってくるみたいな。ベラをやっているだけですごい尊敬してくれたりとか」と話した。

 アニメ原作で、しかも妖怪役という奇抜なキャラクター。演じることについての気恥ずかしさを問われると、「自分を見に来られると緊張するって思うけど、ベラとして現場にいると、ベラを見ているからと(思って緊張しない)」と打ち明けた。

 ドラマのヒット後、母校に呼ばれて課外授業を行ったことがあるという。「『みんなベラ好きだからベラで行こうじゃん』って言って、ベラの格好で授業をしたんです」。衣装もメークもベラ仕様に。しっかり台本も作って、ベラのスイッチを入れて教壇に立った。「ベラの口調で台本を作って、『あんたたち人間は成長するんだから…』って、ちゃんとした授業をやった」と話した。

 授業を終えた後は、生徒とのフリートークの時間に。ここで、杏を教えたかつての恩師が登場したという。「昔の担任の先生が出て来て、『杏さんは、昔はね』って言い始めて。それでベラの格好をしている私…それが一番恥ずかしかったです、今までで」。ベラの格好のまま、座って杏自身の昔話を聞くという、2つのキャラクターが混在した状態だったという。「『何でも先回りしちゃてね、ほんとに』みたいなことを言われて」と、恥ずかしそうに振り返った。それを聞いた木曜パートナーの女優・柴田理恵(62)は「そのベラ、見たい。肩をすぼめてるベラ、見たい」と喜んでいた。

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2021年10月7日のニュース