長嶋一茂 大谷翔平のMVP選出に太鼓判 ゲレロ3冠王でも「価値は二刀流の方が全然上」

[ 2021年9月20日 15:25 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(55)が19日放送のテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)のア・リーグMVP選出について「獲ると思う」と予想した。

 注目のア・リーグの本塁打王争いは19日終了時点で、ブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(22)がトップの46本。45本のロイヤルズのサルバドール・ペレス捕手(31)で2位で、44本の大谷は3位となっている。

 一茂は大谷について「個人的な意見としては、10勝したら二刀流をやめて『1番・DH』で出るのがホームラン王を獲る確率が一番近くなると思っている。でも彼のマインドの中には、二刀流でホームラン王を獲りたいし、10勝してもチームのために11勝していきたいという思いが強くて。だからケガを厭わず盗塁をするわけですよ。そういうところが彼の気質」と分析。リーグMVPは大谷と打率でもトップに立つゲレロとの争いとされるが、一茂は「ゲレロの3冠王と大谷の二刀流。3冠王は凄いんですけど、二刀流って前人未到で多分誰も成し遂げられない」と二刀流の価値を力説。3冠王と二刀流を比較した場合、価値は「二刀流の方が全然上だと思う」とし「ホームラン王が獲れなくてもMVPは獲ると思う」と予想した。

 ゲスト出演した、レッドソックスでワールドシリーズを制した野球解説者の岡島秀樹氏(45)は「(ゲレロが)3冠獲ったとしても大谷選手のMVPは確実だと思う」とやはり大谷がMVP有力との見解。「二刀流の価値はアメリカの記者の人たちは凄く分かってくれてると思うし、ホームランを50本打たなくても、二刀流としてチームへの貢献度があると思うので、そこは評価はされていると思う」と話した。

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2021年9月20日のニュース