テレ朝 「報ステ」大越キャスタ―起用の狙い「ジャーナリストとしての第一線で豊富な経験が必要」

[ 2021年9月10日 15:31 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日は10日、10月改編説明会をリモートで行い、同局の看板番組である「報道ステーション」(月~金曜後9・54)に、6月末にNHKを定年退職した大越健介氏(59)がメインキャスターに就任することの狙いについて言及した。

 大越氏は月~木の放送を担当する。大越氏はNHKで政治記者、ワシントン支局長を歴任。2010年から5年間は「ニュースウオッチ9」のキャスターを務めた。その後、報道局記者主幹を務め、6月30日でNHKを退職した。

 同局は「『その日のニュースを迅速、正確、わかりやすく』という従来のスタンスは維持しつつ、ポストコロナに向けた世界の動き、激動の時代を「確かな目線」で見つめ、“より深い視点・洞察を持った報道番組”へと進化します」としている。

 榊原誠志総合編成部長は大越キャスターの起用について「コロナ禍の世界の中で、報道に関していろいろなことを紐解いていく中で、内外とも激動の時代を見据えるために、大越さんのジャーナリストとしての第一線で豊富な経験が必要だなと考えたからであります」と説明。「大越さんのより深い視点、洞察で、番組をさらに一段上に進化させていただけるのではと期待しております」とした。

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2021年9月10日のニュース