大和田美帆　母・岡江久美子さんの死は「無駄にしてはいけない」

大和田美帆
Photo By スポニチ

　昨年新型コロナウイルスによる肺炎で死去した女優の岡江久美子さん（享年63）の長女で女優の大和田美帆（38）が10日、TBS「あさチャン！」（月～金曜前6・00）にVTR出演。母の死と改めて向き合い、胸中を明かした。

　岡江さんは昨年4月23日にコロナによる肺炎で急逝。1周忌となる今年4月23日、音楽葬を配信した。「1年間（母の死と）まったく向き合ってこなかったんです。母の過去とか母の写真も見られなかったし、動画はいまだに見られないんですけど、（母の）死と向き合うことをするべきだったんだなと思って」と吐露。「母自身が音楽葬を望んでいたんです、生前。1年間思い出さなかったんですけど、1周忌を前にして、『あ、音楽葬やりたい』って言ってたのにやってあげられてないな』と」と打ち明けた。

　思わぬ形で母を亡くし、「母もそうですけど、これまでコロナで亡くなった方たちの死を決して無駄にしてはいけないと思うんですよね」と大田和。「母があの時亡くなって、一度皆がキュッと身が引き締まって、あの時期とはまたまるで（状況が）違ってしまっているんですけど、今一度、本当に自分がコロナにかからない、相手にもかけさせないっていう、基本のことなのかな」といまだ続くコロナ禍への思いを吐露。「まさかこんなことになるなんて、母も思わないでしょうね。でも、絶対にマイナスな言葉を言わない人だったので、このコロナ禍でも何かいいことを見付けて、ポジティブシンキングで発想の転換をしてたんじゃないかなと思う。自分のできることを探して小さいなことでもやっていけたら」と語った。