博多大吉 五輪観戦に夢中になり過ぎないワケ 閉幕後が心配「僕は失敗例を見ているから」

[ 2021年7月28日 16:35 ]

お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉
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 お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉(50)が28日、水曜パートナーを務めるTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」(月~木曜後1・00)に生出演。五輪閉幕後の“燃え尽き症候群”を懸念する場面があった。

 仕事の関係もあり、五輪をこまめにチェックしているという大吉。今大会について「今までのオリンピックと比べて(競技の)種類が多くないですか?」と大吉。「1つの競技を見ていて『わ、ピンチ…どうしよう』と思ってチャンネルを変えたら、違う競技がチャンスをむかえてたりとか。どんどんザッピングできるから止まんないですよね」と満喫していることを明かした。

 過去の大会で、1984年のロス五輪には忘れられない思い出があるという。「私の父親がね、ロサンゼルスオリンピックの頃に仕事を辞めて(家で試合を)ずっ~と見ていた。オリンピックが終わったと同時に、何の競技にも出ていないのに燃え尽き症候群に陥って。そのまま仕事をしなくなったというか…そこからはもう、日雇いのみで人生を過ごしていくようになりましたけども」と回顧した大吉。家族間の出来事を踏まえたうえで、「これ(東京五輪後は)燃え尽きますよ、皆さん下手したら」と危惧した。

 パーソナリティーの赤江珠緒アナ(46)が「大吉先生にはそのDNAがある」と心配すると、「DNAはあるけど、でも僕は失敗例を見ているから。オリンピックに夢中になり過ぎると、終わった後に心に穴が開くなという」と大吉。「今、みんな家にいても、テレビで(五輪)を見るのが楽しみでしょう?だって外に行ってもお酒を飲めないんだから」としつつも、「ここからさオリンピックがパタッと終わって、通常のテレビ番組なったとき、皆さん見てくれるのかな?とちょっと心配ですよ」と打ち明けた。

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