安住紳一郎アナ　声優・若山弦蔵さんを追悼「TBSラジオを支えて下さった大功労者」

TBSの安住紳一郎アナウンサー
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　TBSの安住紳一郎アナウンサー（47）が6日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」（日曜前10・00）に生出演し、心不全のため5月18日に死去した声優・若山弦蔵さん（享年88）を悼んだ。

　ラジオパーソナリティーとしても活躍した若山さんは、68年にスタートした同局「パック・イン・ミュージック」を始め、夕方の帯番組「若山弦蔵の東京ダイヤル954」は、95年まで22年もの長きにわたり担当。その後、09年に放送を終了した「バックグラウンド・ミュージック」のパーソナリティーを務めるなど、TBSラジオとは40年以上にわたり、深い縁があった。安住アナは「ちょうど『日曜天国』の放送が終わってすぐ、お昼から放送されていた『バックグラウンド・ミュージック』などでお聞きになっていたという方が多いかもしれません」と話した。

　さらに安住アナは「若山さんのお人柄もあり、弦蔵さんたちの（番組制作）チームの結束の固さはことに有名で、今もたくさんの方々が活躍をされています」と、若山さんの人望の厚さを示すエピソードを紹介。「TBSラジオを支えて下さった大功労者です。心よりお悔やみを申し上げます」と追悼した。

　若山さんは映画「007」シリーズで、ショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドの吹き替えを担当。その他「スパイ大作戦」の吹き替えや、テレビ朝日系「暴れん坊将軍」シリーズのナレーションでも活躍した。甘い低音ボイスで「マダムキラーボイス」、「ビロードの声」との異名をとった。