中居正広が明かす怒り、悲しみの手放し方「『こうあるべき』ってことを固定しないようにしてるかな」

[ 2021年6月6日 20:05 ]

中居正広
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 タレントの中居正広(48)が5日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演。ファンの質問へ真摯(し)に自分の思考法を明かす場面があった。

 この日はファンから番組あてに届いたハガキを次々と読み上げた中居。その中に「人を許す方法」「怒り、悲しみを上手に手放す方法」を問うものがあった。すると、中居はこれに「基本、期待をしないとか。人に対して欲深くならないとか。怒りとか人に対して怒ってしまうのは自分の中での“こうであるべき”っていうものが邪魔をしてて怒ってしまうのかなって」と分析した上で「『こうあるべきじゃん』『こういうふうに言うべきじゃん』『こういうふうな行動をするべきじゃん』『こういうふうに考えるべきじゃん』。べき…。うん。それを僕の中では比較的ですね、『こうあるべき』ってことを固定しないようにしてるかな」と自身の考え方を明かした。

 仕事に関わるマネジャーの場合は「まるっきり同じこと(ミス)を3回繰り返すと強くいくね。『3回目だぞ』って」と時には怒りを見せることもあるという中居。「前もって期待をしないっていうのはすごくさみしいことなんだけどね…」と切なそうに発した後、「だから、信じれば信じるほど…その人を。好きになれば好きになるほど…信じるし。信じれば信じるほど好きになるし。好きになれば好きになるほど期待するし」とした上で「好きになってしまったこと、信じていることイコール自分を裏切らないとか自分の思っていることと同じっていうふうに思わないようにしてるっていうのかな…」と明かした。

 「怒ることもあるし、悲しいなって思うことも皆さんと一緒で(自分も)ある」という中居。大の野球好きとして知られるが、新聞の紙面に載るコメントでも学ぶことがあるといい「僕は野球で学ぶことがすごく多い。団体競技、チームだったんで。僕もチーム競技みたいなもんなんで」と野球にたとえてアドバイスを送った。たとえば野球の国際試合では「あらゆることを『想定内』にしてないとパニックになってしまう。『想定外』になった時に地に足がつかなくなってしまう。どんなことがあっても『想定内』であるように準備しておくと浮き足立たないんじゃないかな」と中居。審判や練習時間、グラウンドなどの違いに「こうあるべきじゃん」とカリカリすると、しっかり物事に取り組めなくなると説いていた。

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2021年6月6日のニュース