中村江里子 長女の親友がスプレーかけられ…「さらに周りに気を配るように」

[ 2021年2月20日 11:26 ]

中村江里子アナウンサー
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 元フジテレビのフリーアナウンサーでパリ在住の中村江里子(51)が20日、自身のブログを更新。長女の親友が学校帰りに「いきなりスプレーで顔に何かかけられました」と明かした。

 「パリで日本人の方が塩酸のようなものをかけられ負傷されたというニュース、日本でも報道されたのですね」と切り出した中村。「フランスの日本大使館から注意喚起のメッセージが届きました」と報告し、「被害にあわれた日本人の方は、加害者たちを見たときに嫌な予感がしたということで、咄嗟にご自分の顔を手で守ったそうです。もし顔にかかり、目に入っていたら・・・・・早く回復されますように・・・」とつづった。

 続けて「これが人種差別によるものなのかどうかはわかりません。もしかしたらそういう報道があるのかもしれませんが・・・」としたうえで「塩酸ではないのですが、長女の親友も学校帰り、お友達と学校のある通りから1本裏に入った通りでおしゃべりをしていたら、3人組が近づいてきて・・・いきなりスプレーで顔に何かかけられました」と我が子の友人に降りかかった災難を告白。「幸い、怪我はありませんでしたが、学校がすぐに警察に通報し、保護者へも何度も注意するようにという内容のメールが送られてきました」と続けた。

 「以前とは違い、今はみんなマスクをしています。さらに帽子などかぶっていたら顔なんてほとんどわかりません。こういう事件が珍しい事件ではなく、自分たちの周りでもすでに何件かあるのですから・・・人種差別でもなく、さまざまな感情のはけ口になっているような気がします」と中村。「これまでも家を一歩出たら緊張感持っていましたが、さらに周りに気を配るようになりました」と記した。

 「嫌な思いをする人が増えないように・・・穏やかな気持ちで過ごせる毎日が早く訪れますように。皆様、どうぞ良い週末をお過ごし下さいね」と呼びかけた。

 中村は1999年にフジテレビを退社。翌2000年9月に実業家のシャルル・エドゥアール・バルト氏を結婚。1男2子の母として、パリで生活を送っている。

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2021年2月20日のニュース