田崎史郎氏 錯綜するコロナワクチン情報「河野さんの話を信用しながらやっていく以外ない」

[ 2021年1月28日 13:06 ]

TBS社屋
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が28日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。河野太郎行政改革担当相が27日に新型コロナウイルスワクチンについて、65歳以上の高齢者への接種は早くても4月1日以降になると全国知事会などに伝達したことを明らかにした。

 政府は3月下旬の開始を想定していたが、ずれ込んだ格好。最も早い想定では6月第3週までに2回目の接種を終える日程を描いており、河野氏は「自治体には、この日程で準備してもらいたい。3月中に高齢者接種が始まることはない」と説明。理由に関し「医療従事者の数やファイザー社とのやりとりをしている状況に鑑みた」と語った。実際の接種日程が確定するのは、供給日程次第だとも強調した。

 田崎氏は「そもそも3月下旬だと報道されていたんですけど、昨日に河野さんが4月1日からという話をされたわけですよね。本当の理由はファイザー社からのワクチンがどうも確保できていないと。4月以降でないと確保できないんで、3月下旬というあいまいな時期ではなくてより確実にワクチンを入手できる4月以降にしたってことなんですね」と言い、「市町村では3月に体育館を押さえたり、公民館、あるいはお医者さんに来てくださいっていう動きまでしていた所があるんですけど、そうすると空振りになる可能性があるんで4月からにぴしっとした」と解説した。その上で錯綜するワクチン情報に「誰の話を信用するかっていうと河野さんの話を信用しながら私たちはやっていく以外ない、さまざまな情報があるなかで」と話した。

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2021年1月28日のニュース