中瀬ゆかり氏 “機内マスク拒否男”に苦言「そこまでして反抗する気持ちが全然分からない」

[ 2021年1月21日 18:26 ]

TOKYO MX
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 新潮社出版部部長の中瀬ゆかり氏(56)が21日、月曜コメンテーターを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に出演。昨年9月、釧路発関西空港行きのピーチ・アビエーション航空機内で、マスク着用を巡りトラブルになり運航を妨害し、乗務員への威力業務妨害などの疑いで逮捕された男について、私見を述べた。

 番組では、同容疑者が昨年11月にも長野県松本市のホテルで、夕食のバイキングや朝食の会場でマスク着用を拒否し、警察官が駆けつける騒ぎを起こしていたとの記事を紹介。これまで同容疑者はSNS上で、「マスク着用は健康上の理由で困難」と主張していたが、マスク着用の映像がホテルの防犯カメラに映っており、普段からマスクをして出かけることもあったという。

 中瀬氏は「(同容疑者は)周りから何にも言われないときは自分でマスクを着けたりしていたということは、人から何かを指示されることに異常に反応してしまう。そういう性格だったかもしれませんけど」と推察。先日、大学入学共通テストで、受験生の1人がマスクで鼻を覆うよう何度も注意を受けても従わなかったため、不正行為で失格となった問題を取り上げて、「この間の共通テストの『鼻出しマスク男』もそうですけど。密閉された空間じゃないですか、機内とかテスト会場とか。周囲に確実に不安や迷惑をかけるということをそこまでして反抗するっていう、その気持ちが私には全然分からない」と疑問を呈した。

 同容疑者は逮捕直前まで、“鼻出しマスク受験男”をSNSで同情擁護。これに中瀬氏は「通じるものというか多分、この人たちの中では同調圧力には屈しないぜみたいな、理屈はあるんだと思うんです。全然それは人様の迷惑にしかならない」と断言し、不快感をあらわにしていた。

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2021年1月21日のニュース