太田光 新型コロナ対策で菅首相に注文「言葉が足りなすぎるんじゃないか」

[ 2020年11月29日 14:03 ]

爆笑問題の太田光
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 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(55)が29日、MCを務めるTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。新型コロナウイルス対策について、菅義偉首相(71)の説明不足を指摘した。

 新型コロナウイルスの感染者が28日、国内で新たに2684人確認されて過去最多を更新し、厚生労働省が発表した全国の重症者も、これまでで最も多い440人に。菅義偉首相が26日に「この3週間が極めて重要な時期だ」と述べ、政府は観光支援事業「Go To トラベル」の対象から札幌市と大阪市を除外する中、全国的に感染拡大に歯止めがかからない状況。27日から、東京都では、酒類を提供する飲食店やカラオケ店に対し、午後10時以降の営業を自粛する時短営業の要請がスタート。応じた場合は1事業者当たり40万円の協力金を支払う。都内での時短要請は23区内で解除した9月15日以来。

 太田は「問題が複雑に難しい。記者会見でよく簡単にまとめて!って言うけど、(説明が難しいのは)そこまでして説明しないと分からないからであって、誰かがその役割をやってくれないとダメ」と見解。「例えば、医療崩壊って言うけど、医療崩壊ってどういうことだろうって、みんな分かってない。日本の感染者の数で、イタリアやアメリカはあの状態で医療崩壊しているんですかってこと。全然桁違い。日本は設備も整っているのに、日本の感染者数で医療崩壊するんですか?ってことをちゃんと説明する人がいない」としたうえで「いろいろ経済の面も医療の面も説明するべき役割を担っているのは菅さんだと思うし、菅さんの言葉が足りなすぎるんじゃないかと思う」と注文を付けた。

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2020年11月29日のニュース