市川猿之助 「お金ないもん」と話す理由「やっても赤字ということは分かっているんです。ただ」

[ 2020年11月29日 12:04 ]

市川猿之助
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 歌舞伎俳優の市川猿之助(45)が28日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)に出演。「お金がない」とこぼし、その理由も明かした。

 頻繁にコンビニエンスストアに行くことから、MCの加藤浩次(51)に「結構、庶民派ですね」と言われ、「お金ないもん」と返した猿之助。

 歌舞伎の興行について「始まりましたけど、まだお客さんは半分以下で、お恥ずかしい話ですけど公演をやっても赤字ということは分かっているんです。ただ歌舞伎を愛してくださるお客さまのためにそれでもやろうということです」と告白。4部興行体制で、1部1部の合間は1時間半あけてその間に消毒し、4部すべてで大道具、裏方、表方、役者、スタッフすべて入れ替えると言い、「もしどこかで(新型コロナウイルスの)陽性者や疑いがあった場合、その1部さえ休めば他の3つが助かる。それで助かった部分もあります。いまだにそれでやっています。だから何もできないんで本当に無力さを感じて。テレビに出させていただいて本当によかったと思って、冗談抜きでありがたいのひと言です」と話すと、加藤も「そうかあ、お金ないもあながちうそじゃないってことですね」と納得していた。

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2020年11月29日のニュース