Sowelu コロナ禍でのパニック障害 危機感と責任感で体に異変「急に重い石を乗せられているような」

[ 2020年11月23日 14:25 ]

歌手のSowelu(2007年撮影)
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 歌手のSowelu(38)が20日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜後11・55)にVTR出演。パニック障害の症状やコロナ禍による環境の変化について話した。

 19日に投稿した自身のブログで、約3カ月前にパニック障害と診断されたことを明かしていたSowelu。体調に異変を感じたのは、世の中で新型コロナウイルスの感染が拡大し始めていた今年3月頃だったという。「大きな息苦しさがあったんです。本当に死ぬかと思って救急車も呼ぼうとしたくらいな時が1回あった」と打ち明けた。

 その後、感染防止として訪問介護から家族による介護に切り替えていた祖母のため、4月からは4カ月間、実家に帰省しサポートしていた。「最初の1カ月くらいは元気に前向きに(介護のサポートを)できていたんですけど、(祖母を感染させないために)誰とも接触しない生活、ピリピリしたあの空気感が私にとってストレスだったし、絶対にこのコロナでおばあちゃんを失っちゃいけないって危機感と責任感をものすごい感じてた」と告白。

 そんな緊迫した状態で無理を続けた結果、体に異変が起こったという。「急に重い石をどーんって乗せられているような、呼吸が通る器官がどんどん狭くなっていくような感覚の息苦しさ。『苦しい。苦しい。どうしよう。どうしよう』っていう感覚の中で、パニックになるから焦る」と症状を伝えた。

 息苦しさを覚える一方で「自分的には認めたくない気持ちも正直あった」というが、「切羽詰まっていたので病院に行ったら、そういう(パニック障害の)診断が出て、診断が出た時にちょっと気持ちが楽になったんですよね」と回顧。「同じように苦しんでる方たちがこの世の中にたくさんいるんじゃないかなと思って、少しでも誰かの希望になれたらなと思ったから勇気を持って告白した」と語った。

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2020年11月23日のニュース