コロナ対策分科会・小林慶一郎氏 「政府も分科会もうまくメッセージを出せていないという反省はある」

[ 2020年11月23日 09:59 ]

フジテレビ社屋
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 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会のメンバーで、経済が専門の東京財団政策研究所・小林慶一郎研究主幹が23日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルスの感染急拡大の中、「我慢の3連休」が21日始まり、政府が需要喚起策「Go To キャンペーン」の運用見直しを検討する中、にぎわいを見せる観光地があったことについてコメントした。

 番組では、21日午前に渋滞が起きた首都高速下り線でレンタカーが多かったことや、東京・高尾山が観光客でにぎわっている同日午後の様子などを放送した。

 小林氏は、分科会は国民の“コロナ疲れ”を認識しているとした上で「9日に5つの場面を避けるとか3密を避けるっていうことをもう1度国民に訴える提言をしたわけなんですが、なかなか感染が収まらない。その状況を見て、何かしら強い措置を政府にお願いするしかないんじゃないのが先週だった。たまたま3連休の直前になってしまったが、本当であれば今週に分科会を開いて何か言うというタイミングだった。それを早めて何とか連休の前に間に合わせる形で提言を出すことになった。政府も分科会もうまくメッセージを出せていないという反省はある」と話した。

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2020年11月23日のニュース