花江夏樹 「鬼滅の刃」大ヒットでも街で気づかれず「絶対分からないです」

[ 2020年11月7日 21:22 ]

声優の花江夏樹
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 声優の花江夏樹(29)が7日、NHKラジオ第1「らじらー!サタデー」(土曜後8・05)にゲスト出演し、出演作のアニメ映画「鬼滅の刃 無限列車編」の大ヒット効果について語った。

 同作の大ファンで、パーソナリティーを務める「Hey!Say!JUMP」八乙女光(29)のたっての希望で出演が実現した。八乙女は「花江さんに会いたいと思ったらかなったという。言ってみるもんだな」と感激。花江も「うれしくて、非常に光栄だったのでぜひ」とオファーを喜んでいた。

 「鬼滅の刃」は興行収入157億円、観客動員1189万人を超える空前のヒット。主人公・竈門炭治郎の声を担当している花江も「映画関連の宣伝、取材がかなり増えましたね」と多忙な日々を告白した。

 一方で、プライベートで街に出ても、気づかれることはほとんどないという。「プライベートではボソボソしゃべるので、ほぼ気づかれない」そうで、「だてメガネなので、メガネを外して、帽子をかぶってマスクをしてるので、絶対分からないです」と明かした。

 声優になった理由の1つに「顔を出さなくていいというのがある」と告白。一方で、作品のヒットもあり、メディア出演にひっぱりだこで、「思い描いていた声優と、仕事の幅的に違うものになっている」とも語った。

 番組には作品のファンや、声優を目指す人からの質問が寄せられた。炭治郎を演じていて印象的なせりふを聞かれると、「(妹の)禰豆子を人間に戻すために鬼と戦っているので、妹を思って激怒するシーンとかが結構あるんです。自分の感情も力が入るとか、印象的なシーンが多い」と答えた。

 さらに「(対決する)累に『禰豆子をよこせ』と言われるんですが、そこで激怒するシーンは熱が入りました。戦闘に入るシーンとかも、自分なのか炭治郎なのか分からないくらい、憑依(ひょうい)しているように感じました」と具体的な場面を明かすと、八乙女も「思い出すだけで鳥肌が立ってきた」と驚いていた。

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2020年11月7日のニュース