橋下徹氏 コメンテーター卒業示唆「しゃべり尽くしてもうネタがない」松井氏へ世代交代?

[ 2020年11月7日 16:32 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
Photo By スポニチ

 元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏(51)が7日、関西テレビ「胸いっぱいサミット!」(土曜正午)に生出演し、将来のコメンテーター“卒業”を示唆した。

 番組では大阪都構想が否決され、大阪市の松井一郎市長(56)が任期満了の23年での政界引退を表明。大阪府の吉村洋文知事(45)は、任期満了後の進退について明言していない。そんな中、番組が行った街頭インタビューで、「松井さんが辞めてコメンターターになったら、橋下さんの仕事が減るんちゃいます?」という声が上がったという。

 それを聞いた橋下氏は「2人セットで出るので大丈夫です」とジョークを飛ばしつつ、「僕は終わりになると思います」と、近い将来にコメンテーターの座を退く意向を明かした。「維新(大阪維新の会)というのは世代交代だから、僕の後(の府政)は松井さん、吉村さんになり、コメンテーターになるのも僕の後は松井さん、吉村さんになると思う」と語った。

 橋下氏の発言は、自身の大阪府知事、大阪市長時代の経験がベースになっている部分も多い。「知事、市長をやってた時の話をしゃべり尽くして、もうネタがないんですよ。松井さんはいっぱい持ってるから、松井さんと吉村さんに代わっていくと思います」と話した。

 すると、元衆院議員でタレントの東国原英夫(63)は「松井さんはコメンテーターとして全然成立すると思う。市長もやった。府議会議員もやった。府知事もやった」とコメントした。一方で、「でも吉村さんはそれ以上よ。国会議員もやってる、府知事もやってる、市長もやってる、弁護士もやる、イケメンである」とアピールポイントを列挙。「松井さんは橋下さんじゃなくて、吉村さんがライバルになると思う」と、コメンテーターの座をめぐる争いの勃発を予想した。

 東国原の推測に、橋下氏は「それで松井さんは、吉村さんに『辞めるな、辞めるな』と、『もっと知事やれと(言っている)?』」と笑っていた。

続きを表示

2020年11月7日のニュース