流行語大賞候補発表 新型コロナ関連多数 「鬼滅の刃」「顔芸」もノミネート

[ 2020年11月5日 14:00 ]

「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(C)吾峠呼世晴 / 集英社・アニプレックス・ufotable
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 年末恒例の「2020ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)の候補30語が5日、発表された。新型コロナウイルス関連の言葉が数多く入ったほか、“おうち時間”の影響によるワードも候補入り。大ヒットしたドラマの関連ワードや大人気アニメもノミネートされた。

 コロナ禍によりさまざまな影響を受けた1年。「新しい生活様式」「アベノマスク」「クラスター」「3密(三つの密)」「ソーシャルディスタンス」「濃厚接触者」「PCR検査」などがエントリーしたほか、「おうち時間/ステイホーム」「オンライン◯◯」「Zoom映え」「テレワーク/ワーケーション」など外出自粛による用語が入った。

 さらに、おうち時間によって自宅で生活する時間が増えたことから、ゲームソフト「あつ森」、食事宅配サービス「ウーバーイーツ」といったワードも。

 芸能界からはTBSで放送された大ヒットドラマ「半沢直樹」で話題となった「顔芸/恩返し」が入り、お笑いコンビ「ぺこぱ」でおなじみの「時を戻そう」といったフレーズ、テレビ番組で活躍している人気YouTuberでタレント「フワちゃん」もリストイン。

 また、公開からわずか17日間で国内興収歴代10位を記録するなど大ヒット公開中の人気アニメ「鬼滅の刃」も候補入りを果たした。

 「2020ユーキャン新語・流行語大賞」事務局は、今年の傾向を「ノミネート語すべてが、新型コロナウイルス関連でもおかしくない程、新語が登場。しかも、これまで存在する言語が独特の使われ方をした」と説明。「オンライン、テレワーク、ステイホーム、クラスター等、カタカナ語が氾濫する中で、『三密』は日本語らしい語で、多くの人に感染予防語として浸透。コロナ禍の中、人気アニメ『鬼滅の刃』の映画化、動画配信ドラマ『愛の不時着』、倍返し顔芸の『半沢直樹』などが話題作品となった」としている。

 ノミネートされたのは以下の30語(50音順)

(1)愛の不時着/第4次韓流ブーム
(2)新しい生活様式/ニューノーマル
(3)あつ森
(4)アベノマスク
(5)アマビエ
(6)ウーバーイーツ
(7)AI超え
(8)エッセンシャルワーカー
(9)おうち時間/ステイホーム
(10)オンライン◯◯
(11)顔芸/恩返し
(12)カゴパク
(13)鬼滅の刃
(14)クラスター
(15)香水
(16)GoToキャンペーン
(17)3密(三つの密)
(18)自粛警察
(19)Zoom映え
(20)総合的、俯瞰的
(21)ソーシャルディスタンス
(22)ソロキャンプ
(23)テレワーク/ワーケーション
(24)時を戻そう(ぺこぱ)
(25)NiziU(ニジュー)
(26)濃厚接触者
(27)BLM(BlackLivesMatter)運動
(28)PCR検査
(29)フワちゃん
(30)まぁねぇ~(ぼる塾)

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