豊島竜王、深夜の死闘制し3勝目!持将棋指し直し局、126手で広瀬八段に勝利 王将戦挑戦者決定リーグ

[ 2020年10月16日 00:56 ]

終局は16日0時44分、死闘を制した豊島将之竜王(奥)。右手前は広瀬章人八段(撮影・我満 晴朗)
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将棋の第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負で渡辺明王将(36)=名人、棋王含め3冠=の対戦相手を決める挑戦者決定リーグは15日、東京都渋谷区の将棋会館で豊島将之竜王(30)=叡王との2冠=―広瀬章人八段(33)戦の持将棋指し直し局が指され、16日0時44分、126手で豊島竜王が勝利した。

 通算成績は豊島3勝1持、広瀬1勝1敗1持。

 ▼豊島竜王 指し直しになったので、もう1局頑張ろうと思った。難しい将棋だったんですけど、時間的には順位戦とあまり変わらない。いいスタートが切れたので残り3局、1局1局頑張りたい。

 ▼広瀬八段 点数ではリードしていたけど、1点を守るのが至難の業だった。(リーグ戦に)なんとか食らいついていけるように頑張りたい。

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