仲邑菫初段が関西から東京本院へ移籍 来年中学進学機に上京へ「東京で頑張りたい」

[ 2020年9月1日 18:58 ]

仲邑菫初段
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 囲碁の仲邑菫初段(11)が来年1月1日に日本棋院関西総本部から東京本院に移籍することを1日、日本棋院が発表した。

 現在、小学6年生だが、小学校卒業までは対局予定を残している大阪で生活を送り、中学入学に合わせて生活拠点を関東に移す見込み。関係者によると、母親も移り住み、父で師匠の仲邑信也九段(47)が同行する可能性もあるという。

 仲邑は「強い棋士やライバルがたくさんいる東京で頑張りたいと思いました。少しでも実力をつけられるように今後も努力していきたいです」とコメント。信也九段も「関西でお世話になった方々に感謝の気持ちを忘れずに、今後も努力していってほしいと思います」と話した。親しい関係者は「強くなりたい、そのためには揉まれる必要があるということなのでしょう」と分析していた。

 仲邑は昨年4月、日本棋院の棋士採用試験で新設された英才特別採用推薦棋士第1号として入段。所属する棋士のプロ入り最年少記録(10歳0か月)を樹立した。

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2020年9月1日のニュース