安藤優子氏　総裁選での党員投票見送りに「その横暴さは　もっと謙虚になるべき」

ニュースキャスターの安藤優子氏
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　キャスターの安藤優子氏（61）が1日、フジテレビ「直撃LIVE　グッディ！」（月～金曜後1・45）に出演。ポスト安倍をめぐる自民党総裁選で党員投票を見送ったことに苦言を呈した。

　次期首相を決める自民党総裁選で、出馬表明している岸田文雄政調会長（63）、きょうにも出馬表明するとみられる菅義偉官房長官（71）、石破茂元幹事長（63）の三つ巴に。国会議員票ではポスト安倍首相の動きが菅氏に大きく傾く中、1日の自民党総務会で総裁選の党員・党友投票を見送り、両院議員総会（国会議員394票と各都道府県連141票）での実施が決まった。

　自民党総務会で小泉進次郎環境相が飛び入りで意見を述べたことを受け、安藤氏は「異を唱えて行ったのに、これで納得しましたってこと？」と首をひねり、「結局は総務会で決まったから。これでゴリ押しになる。声を上げても無駄だったってことになってくる」と不満顔を見せた。

　さらに「透明性を求めたい。一言言うべきではないでしょうか。そんな簡単にグチュグチュって決められては困りますよ。当然のことだと思いますよ」とし、「菅さんで決まりなんだから、何をやってもいいじゃないかって聞こえてくる。その横暴さみたいなものはやっぱりもっと謙虚になるべきだと思いますけどね。選挙が先にありきみたいな話になってきて、（総裁選よりも話が）もっと先に行っちゃいました」とぶ然とした。