舘ひろし、石原プロ終了に初言及「感謝の気持ちでいっぱい」 今後は“渡哲也次第”

[ 2020年7月21日 12:08 ]

「マイナポイント事業」新CM発表会に出席した舘ひろし
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 俳優の舘ひろし(70)が21日、都内で行われた「マイナポイント事業」新CM発表会に出席。所属する芸能事務所「石原プロモーション」の芸能業務が2021年1月に終了することについて聞かれ、「57年間、私が在籍して37年。本当にみなさんに支えられてここまでやってこれた。感謝の気持でいっぱい。ファンのみなさん、関係者のみなさん心から感謝します」と語った。

 「石原プロ」は、故石原裕次郎さんが1963年に設立。舘のほか、渡哲也(78)、神田正輝(69)らが在籍しており、一時代を築いた老舗プロダクションだが2021年の起業日となる1月16日をもって長い歴史に幕を下ろすことが決まっている。

 もともと、創設者である裕次郎さんは『俺が死んだら即会社をたたみなさい』と遺言を残していたが、その言葉の意味について舘は、「きっと石原さんの理想の会社は映画製作を目指していたので、それができないのであれば、会社を締めたほうがいいと思ったのではないか」と予想。1987年に裕次郎さんが亡くなってもなお、石原プロを存続させたのは「まき子夫人が我々の不甲斐なさをみて、やったほうがいいと続けたと思う」と持論を話した。

 自身の今後については「石原プロにお世話になったときはすべて渡に預けていた。私個人は渡次第。渡と話し合っていきたい」とした。また、神田が「まき子夫人のことを気遣っていた」様子も打ち明けた。

 7月27日より全国でオンエアされる新CMで、舘は人生初の着ぐるみに挑戦した。撮影前、舘は事務所の先輩である渡に「今度、総務省のCMで着ぐるみを着るんです。恥ずかしい」と話したところ、「お国の仕事なんだから誇りを持ってやれ」と言葉をかけてもらったことを告白。着ぐるみの感想は「本当、暑くて。テーマパークで着ぐるみを着て踊っている方は大変だなって痛感しました」と苦労を振り返った。

 イベントには深川麻衣(29)、お笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹(51)も登壇した。

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