ジャニーさんに届け！「美　少年」31日スタートの初主演ドラマ「真夏の少年」ヒット祈願

連ドラ初主演作となる31日スタートのテレビ朝日「真夏の少年～19452020」のヒット祈願を行った美　少年（提供写真）
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　ジャニーズJr.の6人組「美　少年」が20日、初主演するテレビ朝日の連続ドラマ「真夏の少年～19452020」（31日スタート、金曜後11・15）のヒット祈願を東京・六本木の同局で行った。

　同作は、高校のクラスメートを演じる6人の前に、博多華丸（50）演じる日本兵が終戦間際の戦地から、タイムスリップで現れることで始まる。戦時中と現代で全く異なる価値観を通じて、自由や幸せを見つめ直す人情コメディーだ。

　「美　少年」は、昨年7月9日に亡くなったジャニー喜多川前社長（享年87）が生前、力を入れていたグループ。朝鮮戦争で米軍に徴兵されたジャニーさんも、数々の作品で戦争描写を通じて平和や友情の尊さを訴え続けてきた。那須雄登（18）は「ジャニーさんは、戦争のシーンを凄くこだわっていた。忌まわしい過去を忘れてはいけないという思いを胸に、作品に臨みたい」と遺志の継承を誓った。

　ジャニーさんの代表作ともいえるミュージカル「DREAM　BOYS」では「空襲を受けて亡くなる役をさせてもらった」と話した那須。「そういうことが実際にあったことなんだ、としっかり表現できれば」と力強く抱負を語った。

　この日は6人そろって浴衣姿で登場。ヤンキー役の岩崎大昇（17）はリーゼント、佐藤龍我（17）は金髪のボンバーヘッドを生お披露目した。岩崎は「最初はヘアメークさんと試行錯誤して、1時間弱くらいかかった。今も40分かかる。これを毎朝やって学校に行ってた昭和のヤンキーは凄い」。佐藤は「ネットで“ヤンキー　やり方”って検索しました」と、現代っ子らしく語った。そんな次世代の若きスターたちに、ジャニーさんの思いは引き継がれていく。　

　▽「美　少年」　那須、岩崎、佐藤と、藤井直樹（19）、浮所飛貴（18）、金指一世（16）の6人組。16年11月に「東京B少年」として金指以外の5人で結成。17年4月に金指が加入。18年11月に「Sexy美少年」に、19年1月に現在のグループ名に改名。昨年には米でパフォーマンス修業を実施。