尾上松也 テレビ番組に出演するワケ、爆笑問題ラジオで明かす「お芝居とは違う空間」

[ 2020年7月19日 18:23 ]

尾上松也
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 歌舞伎俳優の尾上松也(35)が19日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)に出演。テレビ番組に出演する意図について語った。

 パーソナリティーの爆笑問題・太田光(55)から超エリートと評され「プリンス」と呼ばれると「プリンスって言われるのだけは、本当にやめていただきたい」と尾上。代々歌舞伎を受け継いできた家柄の出身ではないことから「プリンスと呼ばれる方は(尾上以外に)いらっしゃるんですよ。お家柄もちゃんとあってね」と謙遜。父の六代目尾上松助が歌舞伎界の門を叩かなかったら「僕はここにいない」と語った。

 最近はバラエティー番組に出演することも多い尾上。その理由を、自身の露出により歌舞伎に関心を持ってほしいという思いに加えて「バラエティー(の出演)が楽しい」と説明。「お芝居とは違う空間。めちゃくちゃ緊張する」と告白。台本がないバラエティー番組では「頭を回転させて、どういう風にしたら、面白くなるか」を現場で考えるのが楽しいという。

 テレビの出演で「1つでも爪痕を残したい」と語り、歌舞伎を「身近に感じていただけるように。特に若い世代には遠く感じられてる節もあるので。(観劇に)来やすい状況になったらいいな」と思いを打ち明けた。

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2020年7月19日のニュース