「こち亀」 4年に一度の男が東京五輪延期でも登場 20日発売ジャンプで読み切り 

[ 2020年7月20日 00:00 ]

「週刊少年ジャンプ電子版」購入者を対象に、20日午前0時から配信される「日暮パック」。過去に登場した計11話を収録(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社
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 人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の名物キャラクターで、これまで五輪イヤーに登場してきた日暮熟睡男(ひぐらしねるお)を描いた読み切りが、20日発売の週刊少年ジャンプ(集英社)で発表された。全5ページ。

 「こち亀」は2016年に週刊連載終了後も単発の発表が続いており、東京五輪が延期された今年も日暮が登場するのかファンの間で話題となっていた。

 日暮は、主人公の両津勘吉と同じ警視庁の警察官。4年間の睡眠が必要な体質で、ちょうど五輪の時期になると目覚める設定だ。登場回は、世の中が4年間で大きく変化したことに「こち亀」らしいギャグタッチで気付かされることで人気。

 今回は、東京五輪の延期だけでなく、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の発令や、年号が「令和」に変わっており、日暮の驚きがどう描かれるか注目される。

 日暮は「こち亀」が週刊連載された1976年から2016年までの40年間で計11回登場。80年モスクワ五輪から16年リオ五輪までの10回登場したほか、五輪のない86年にも熟睡中に起こされて登場した。

 前回登場した16年は、ジャンプ本誌でなく特別編集された「こち亀ジャンプ」での発表となったが、日暮は「寝るのに飽きた」と、まさかの“キャラ変”を起こしていた。4年間の猛勉強の末に宇宙飛行士になっていたことも明かされたが、この設定が今回も継続されるかも注目される。

 また、集英社の漫画アプリ「ジャンプ+」と「ゼブラック」で週刊少年ジャンプ電子版を定期購読している読者を対象に、日暮登場回11話を収録した「日暮パック」も配信された。

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