片岡愛之助　養子縁組秘話　相談持ちかけられた実父は「よし！行って来い！」

歌舞伎俳優の片岡愛之助
Photo By スポニチ

　歌舞伎俳優の片岡愛之助（48）が18日放送のTBS「人生最高レストラン」（土曜後11・30）に出演。歌舞伎界入りの経緯を明かした。

　船用スクリュープロペラの製造工場を営む一家に生まれ、歌舞伎とは無縁の環境で成長。幼少期は、家が工場と隣接していたことから、周囲を出歩かないよう注意されていたという。子ども同士の触れ合いも少なかっため、実父から松竹芸能の子役オーディションを勧められ、受験に合格した。

　事務所入り後、「歌舞伎の子役をやってみませんか？」との誘いが。二代目片岡秀太郎から養子縁組を持ち掛けられ、実父に相談すると「よし！行って来い！」と快く送り出された。「あまりにもあっさりすぎて、嫌われてたのかと思うぐらい」に背中を押されたと振り返りつつも、「僕には好きなことをさせたかったみたい」と明かした。

　実父からのエールは「悔いなく、行きたいところまで行け」だった。