純烈4カ月ぶりスーパー銭湯ライブ デビュー記念日に無観客で再始動 エアハグのパフォーマンスも

[ 2020年6月23日 18:40 ]

無観客ライブを終えフォトセッションを行った純烈の(左から)小田井涼平、白川裕二郎、後上翔太、酒井一圭(撮影・河野 光希)
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 歌謡グループ「純烈」がデビュー記念日の23日、東京・お台場大江戸温泉物語で約4カ月ぶりにスーパー銭湯ライブを行い、再始動した。

 都内きっての大型スーパー銭湯が会場も、臨時休館中のため無観客。歌い終えても拍手はなく、メンバーたちも「純烈史上初の無反応です…」と苦笑い。それでも「いつもあの辺には、あのマダムが。この辺は”おひねり”ゾーン」などとイメージしながら靴を脱いで客席に降り、“エア握手”や“エアハグ”で普段と変わらぬパフォーマンスを繰り広げた。

 ちょうど10年前のこの日、シングル「涙の銀座線」でデビュー。しかし2年後には契約を打ち切られ、活動の場を求めて巡りまくったのが健康センターやスーパー銭湯などの入浴施設だった。10周年は、記念曲「愛をください~Don’t you cry~」を発売した翌日の2月27日を最後にステージ活動を中止。延期も含めると100本以上がなくなった。

 119日ぶりの再開ステージにリーダーの酒井一圭(45)は、「お風呂屋さんあっての純烈。全国で自粛しているところはまだ多いですから。僕らの“聖地”を盛り上げながら2020年も紅白を目指して頑張りたい」とあいさつ。まだ営業を再開できないスーパー銭湯と心をともにしながらNHK「紅白歌合戦」への3年連続出場を誓った。

 有客ライブは再開の目途が立たない中、従来並みのショーをDVDにして全国のファンに伝えようと収録に臨んだ4人。今後、大阪のスーパー銭湯でも無観客ライブを行い、商品化して9月30日に発売。カメラは準備の様子から追っかけており、短く編集した動画をYouTubeで近日中に公開する。

 小田井涼平(49)は「お客さんが入って初めて100%の純烈がお届けできている。こういう形でライブを見て頂くのは不本意ではありますけど、ご家庭でもうしばらく…みなさんと一緒に頑張って行きたいと思います」とカメラに向かって呼びかけた。

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