高田文夫氏 GWのオンライン帰省「俺なんかされたらできない」 大事なのは…

[ 2020年4月27日 14:15 ]

放送作家の高田文夫氏
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 放送作家の高田文夫氏(71)が27日、自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)に出演。安倍首相が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、4月末からの大型連休でビデオ通話を使った「オンライン帰省」を呼びかけたことに対して、持論を展開した。

 「オンライン帰省をしましょう!とやたら言っているけど、帰省先の田舎のじいちゃん、ばあちゃんがさオンラインできるわけねえだろっつんだよな。俺なんかされたらできないからね。そんなもんできないよ」と高田氏。

 「そこで大事なのが」と切り出し、提案したのが、手紙だった。「思いを込めて文章を書く…これが大事なんだよ。手紙でも、FAXでもいいんだけど(手書きの)字でね」とし、長年、原稿も全て手書きである者として、その魅力を語った。

 大手出版社に「今、手書きで原稿を書いてくる作家はどれほどか?」と聞いた際、「もはや1割いない」と言われたという。「希少価値になっちゃったよ。俺ぐらいになると(先方も)逆に文句言わないんだよ。『いいです。生原稿のままで、手書きで』って。ここまでの価値になるのが大変なんだよ」と、打ち明けた。

 再度、オンラインはよく分からないとし、「やはり手紙とか大事だよな。電話をするとかさ、そういう方がうれしいよ。心がこもるから」と締めくくった。

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2020年4月27日のニュース