志らく インターハイ中止で夏の甲子園開催も「難しいと言えば難しいですね」

[ 2020年4月27日 12:02 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(56)が27日、TBS「ひるおび!」(月~金曜10・25)で、史上初の全国高校総合体育大会(インターハイ)中止を受けて全国高校野球選手権も開催は「難しい」との見方を示した。

 総体が中止になったことで、夏の甲子園も「普通に考えたら予選の時期は違うとはいえ、本番(の開催時期)は同じですから。かたや中止にして、同じ学校教育の一環としてやっている甲子園が(大会を)やっているというのは、ちょっと…」と首を傾げた。

 高校野球だけは「やっていい意味が、ちゃんとみんなが納得できるものが、あればいいけど」としたうえで、それを考えると開催は「難しいと言えば難しいですね、これは」と指摘した。

 MCの恵俊彰(55)が「(甲子園は)春も(大会が)無くなった訳なんですが、夏の思い出をね、どっかで何か作らなくていいのかな、この世代の」と疑問を投げると、志らくは「それは甲子園だけに限らずスポーツやっている子たち、みんなのね」と強調。「何らかの形で大人たちが知恵を絞って、何かそれに代わるようなものがあればいいですけどね」と提案した。

 全国高等学校体育連盟(全国高体連)は26日、1963年の初開催以来初となるインターハイの中止を決めた。これを受けて日本高野連・小倉好正事務局長は、同時期に行う全国高校野球選手権大会(甲子園)の開催可否について「直接影響してくるかどうかは分かりません」とした上で「今回の決定に至るさまざまな検討内容を参考にさせていただきたい」とコメントしている。

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2020年4月27日のニュース