「スカーレット」初週平均視聴率19・8% 「ひよっこ」以来5作ぶり大台割れ

[ 2019年10月7日 10:12 ]

連続テレビ小説「スカーレット」でヒロインを務める戸田恵梨香
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 女優の戸田恵梨香(31)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜前8・00)の第1週の平均視聴率が19・8%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが7日、分かった。1週目の平均としては「ひよっこ」(17年前期)以来、5作ぶりの大台割れとなった。

 各日の番組平均は9月30日=20・2%、10月1日=19・2%、2日=20・6%、3日=20・7%、4日=20・0%、5日=18・1%だった。

 最近の朝ドラの第1週平均視聴率は「まれ」(2015年前期)=20・6%、「あさが来た」(15年後期)=20・3%、「とと姉ちゃん」(16年前期)=21・7%、「べっぴんさん」(16年後期)=20・0%、「ひよっこ」(17年前期)=19・4%、「わろてんか」(17年後期)=20・8%、「半分、青い。」(18年前期)=20・1%、「まんぷく」(18年後期)21・9%、「なつぞら」(19年前期)=22・1%。

 朝ドラ通算101作目。タイトルの「スカーレット」とは「緋色」のこと。フジテレビ「夏子の酒」「妹よ」「みにくいアヒルの子」、日本テレビ「ホタルノヒカリ」などで知られる脚本家の水橋文美江氏(55)が朝ドラに初挑戦するオリジナル作品。“焼き物の里”滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとして歩み始める1937年(昭12)大阪生まれのヒロイン・川原喜美子(戸田)の波乱万丈の生涯を描く。来年3月28日まで全150回。

 主題歌は「愛をこめて花束を」「タマシイレボリューション」などで知られる越智志帆(35)のソロユニット「Superfly」のオリジナル曲「フレア」。Superflyが朝ドラの主題歌を制作し、歌うのは初。語りはNHKの中條誠子アナウンサー(46)で、ドラマの語りは初めて務める。

 第1週は「はじめまして信楽」。昭和22年、9歳の喜美子(川島夕空)は父の常治(北村一輝)、母のマツ(富田靖子)、2人の妹とともに大阪から滋賀・信楽にやってきた。焼物の町・信楽は当時、全国随一の火鉢の生産地だった。好奇心が強い喜美子も初めて信楽焼に出会う。ひょんなことから、常治が草間宗一郎(佐藤隆太)という青年を連れてくる。物静かだが、きちんと向き合って話してくれる草間との時間は、喜美子には忘れられないものに…という展開だった。

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2019年10月7日のニュース