ハリセン春菜 吉本改革を評価「全員のことを考えた結論が出ている 一歩前向きに前進」

[ 2019年8月9日 10:42 ]

「ハリセンボン」近藤春菜
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 お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜(36)が9日、日本テレビ「スッキリ」(月~金曜前8・00)に生出演。吉本興業が闇営業問題に端を発する一連の騒動を受けて設置した「経営アドバイザリー委員会」の第1回会合が8日に行われたことに言及した。

 近藤はこれまでの騒動を「1つの記事からいろいろなところに派生していって、いろんな報道もあって、見ている視聴者もそもそものところは何なの?っていってしまった話」と総括。そのうえで「今回、改めて契約ということを考える機会を得ることによって、加藤さんはじめ、先輩方が本当に表に出ていないところで、水面下で話を話し合いもしてくださった。松本さんからも『春菜も何かあったら言ってくれ!』って言っていただいて、本当にたくさんの先輩方から下の意見も聞いていただく機会をいただけた」と感謝した。

 吉本は約6000人のタレント全員と、反社会的勢力との断絶などを明記した「共同確認書」を交わし、署名をした時点で所属契約とする。さらに、従来通りのマネージメント契約として、書面での契約書を交わしていく。さらに第3の形として、今までになかったタレント個人がマネジメントを行っていくエージェント契約を導入する。

 近藤は「(契約に)3つのパターンができたことで、(タレントを)6000人抱えている吉本興業ですから、それぞれがしたい契約の仕方があると思う」とし「全員のことを考えた結論が出ているな、(いい)方向性に向かっているなと思いました」と評価した。とはいえ「冷静に考えて、まだまだ解決しなければいけない問題はあります」とし「芸人も会社側も一歩前向きに前進していこうという形で1回目のアドバイザリー(委員会)は終わったのかなと思いました」とした。

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2019年8月9日のニュース