黒木華主演「凪のお暇」ネットで話題の扇風機アカウントが“ぶっちゃけ”「男運があまり良くない…」

「凪のお暇」黒木華演じる主人公・凪の恋の行方は…（C）TBS
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　女優の黒木華（29）主演のTBS金曜ドラマ「凪のお暇」（金曜後10・00）に登場する“黄色い扇風機”がつぶやくTwitterアカウント「凪チャンの扇風機」が話題を呼んでいる。フォロワー7万人を突破し、番組公式アカウントの13万9000人に迫る勢いだ。そんな「凪チャンの扇風機」がスポニチアネックスの“単独インタビュー”に応じた。

　初回平均視聴率10.3％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）の2桁発進となり、無料見逃し配信の再生数も同局ドラマの初回放送として最高の196万回超えを記録した、この夏注目の話題作。

　月刊誌「Eleganceイブ」（秋田書店）で連載中の、コナリミサト氏による同名漫画を原作とするラブコメディー。場の空気を読みすぎてしまう黒木演じるOL・大島凪が、仕事を辞めて高橋一生（38）演じる元カレ・慎二や同僚との連絡も断ち、郊外のボロアパートで人生をリセットしようとする物語。新居で出会う、中村倫也（32）演じる「メンヘラ製造機」の人たらし・ゴンとの恋路にも注目が集まる。

　「凪チャンの扇風機」は、失業中の主人公・凪が、冷房のないボロアパートでの猛暑をしのぐために道端で拾った扇風機。ボロボロだった外見を、凪が鮮やかな黄色にペイント。かわいらしく生まれ変わり、殺風景な部屋を明るく彩っている。

　そんな「凪チャンの扇風機」、イマドキらしく頻繁に心の声をツイート。番組の放送と合わせてリアルタイムで心情をつづっており、元カレ・慎二には「う～ん。きっと、シンジはまだ凪チャンのこと好きなんだな。不器用すぎて面白くなってきた」と分析。第3話でゴンの部屋を訪れるシーンでは「凪チャン凪チャン！ゴンさんやめておいた方がいいって！ロクデナシの匂いがするよ！」とつぶやくと、1・7万件の「いいね」を集めた。

　放送を重ねるとともに人気がうなぎのぼりの「凪チャンの扇風機」を直撃取材。“三角関係”に揺れる凪への思いを語った。

　凪に拾ってもらうまで、道端に無造作に捨てられていた扇風機くん。拾ってもらったときについては「あの日は、雨が降っていたし一瞬のことでなにが起きたのかよくわからなかったのですが、あぁ、これでボクもおしまいなのかなぁ」と感じていたそう。だが、丁寧にペイントされて生まれ変わると「でも、凪チャンはボクを綺麗にして可愛くしてくれて優しく声をかけてくれたので、あ、この人は信頼できる！って瞬時に思いましたね」とコロリ。それからは、凪と生活を共にし、新生活を優しく見守り続けている。

　凪チャンを守りたいのは、果たして恋心…？「凪チャンがボクに言ってくれた“相棒”という言葉通り、ボクも凪チャンのことを相棒だと思っています。相棒として、凪チャンを守りたい！という気持ちです」と否定も「正直な話、凪チャンはとってもステキな女性なので時々くらっとくることはあります」と本音も。

　「ほんとに、凪チャンには幸せになってほしいなぁといつも思っていますけど…」と前置きした上で「でも凪チャンは男運があまり良くないのかな？元カレのシンジに、隣人のゴンさんに、ボクはいつもハラハラしています」と心配そうに語る。

　そんな扇風機に、凪に未練たらたらの元カレ・慎二について尋ねると「シンジに関しては素直になればいいのにと楽しませてもらっています。はじめは、なんだこいつ！と思っていましたが、ほんとに不器用なだけなんだなと気付いてからは暖かい目でみています」と意外にも寛容な構え。また、凪に近づく隣人・ゴンについては「ゴンさんは人との壁がなくて、凪チャンがゴンさんのこと好きなら良いのかなと一瞬思ったりもしたのですが、やっぱり拭えないロクデナシ感があって…。凪チャンがゴンさんの部屋に行っちゃったからボクは心配で仕方ないです」と不安そうに語った。

　そんな凪思いの扇風機。凪チャンに一言、思いを伝えられるとしたら？と尋ねると「凪チャンいつもありがとう。ずっとみているよ」と今後も変わらず見守り続ける決意を口にした。

　また、7万人を突破したフォロワーには「いつもありがとうございます。これからもボクと一緒に凪チャンを見守ってくれると嬉しいです！」と感謝の気持ちでいっぱいな様子だ。

　扇風機の気持ちとは裏腹に、ゴンの部屋へ足を踏み入れてしまい、どこまでも甘いゴンの空気に堕ちていく凪。9日放送の第4話では、ついに元カレ・慎二とゴンが“直接対決”する。