東山紀之「夏の紅白」後輩とメドレー ジャニーさんの魂受け継ぎ紅白「出たい」

[ 2019年8月4日 05:30 ]

NHK「思い出のメロディー」で「仮面舞踏会」を歌唱する(左から)中島健人、二階堂高嗣、東山紀之、千賀健永、佐藤勝利
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 NHK「第51回思い出のメロディー」(17日後7・30)の収録が3日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、少年隊の東山紀之(52)が初司会を務めた。先月9日に亡くなったジャニー喜多川社長(享年87)の思いを胸に、年末のNHK紅白歌合戦にも「やはり出たいです」と心境を明かした。

 東山自身もマイクを持ちジャニーズメドレーで会場を沸かせた。収録には後輩の「Kis―My―Ft2」千賀健永(28)二階堂高嗣(28)、「Sexy Zone」佐藤勝利(22)中島健人(25)がサプライズで参加。まずは後輩だけでフォーリーブスの楽曲「ブルドッグ」を歌唱すると、続いて東山がソロで登場。先輩の近藤真彦(55)の「アンダルシアに憧れて」をカバー。その後、少年隊の「君だけに」「仮面舞踏会」を後輩たちと5人で披露した。

 「思い出の…」は、NHK紅白歌合戦とスタッフが重なることが多く“夏の紅白”とも言われる大型番組。東山は「ジャニーズの方も1人亡くなり、フォーリーブスの方も2人亡くなり、そしてジャニーさんも亡くなった。その思いを引き継ぎたい」と再び大舞台に立つことを願った。

 少年隊はこれまで紅白に8回出場。1986年の初出場の際には、司会だった加山雄三(82)から「仮面舞踏会」を「仮面ライダー」と誤って曲紹介されてしまうハプニングも。その時に東山はジャニーさんから「最高だったよ、加山さんに感謝しな」と声をかけられたという。その後、少年隊はメジャーになっていく。

 昨年の同番組の司会を務めたのは妻の木村佳乃(43)だった。平成から令和へ、夫婦で元号をまたいで大役を務めたことに「彼女が去年きちっとやってくれて今年のオファーにつながっている。内助の功なのかな」と笑顔を見せた。

 NHKホールは当時12歳だった東山がアイドル番組を観覧した後の帰り道でジャニーさんからスカウトされた思い出の場所だ。今年の紅白ではジャニーさんの追悼企画が行われるのは確実視されている。その魂を継いだ東山が大みそかに“ショー”とは何かの答えを届けてくれそうだ。

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