10歳仲邑菫初段 初勝利目指し2戦目 勝てば最年少記録を更新

[ 2019年7月8日 14:41 ]

 「第23期ドコモ杯女流棋聖戦予選」で公式戦2戦目に臨んだ仲邑菫初段(左)と対戦相手の田中智恵子四段
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 囲碁の最年少プロ、仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)が8日、公式戦2戦目を迎えた。日本棋院関西総本部(大阪市北区)で打たれた第23期ドコモ杯女流棋聖戦予選で、相手は同じ日本棋院関西総本部所属の田中智恵子四段(67)。先番田中四段で、午後2時半から対局は始まった。対局は持ち時間各1時間の早碁。

 仲邑初段は4月、史上最年少の10歳0カ月でプロ入り。デビュー戦となった4月22日の竜星戦予選では、同じく4月にプロ入りした大森らん初段(16)に敗れ、公式戦初勝利はお預けとなっている。勝てば、藤沢里菜女流本因坊(20)が持つ11歳8カ月の最年少勝利記録を塗り替えることになる。

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2019年7月8日のニュース