宮川大輔「イッテQ!」祭り企画再開に意欲「いつでも行く準備はできています」

[ 2019年7月8日 10:45 ]

映画「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」“ワイスピ会”結成報告会に出席した宮川大輔
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 お笑い芸人の宮川大輔(46)が8日、都内で開かれた映画「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」(8月2日公開、監督デヴィッド・リーチ)“ワイスピ会”結成報告会に出席。日本テレビのバラエティー「世界の果てまでイッテQ!」が存在しない祭りをでっち上げたとされる問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が5日、「放送倫理違反があったと言わざるを得ないと判断した」ことについて言及した。

 宮川はこの日、報道陣の問いかけに「僕はいつでも行く準備はできてますんで、あとは向こうの判断にお任せしています」ときっぱり。また、共演者や番組関係者の「士気」について尋ねられると「そうですね、また新たに決まったら一丸となって頑張ろうと思っています」と力強く語った。

 同番組で、宮川が世界各国の祭りで行われる競技に挑戦する企画について、昨年5月のラオスの橋祭りと、17年2月のタイのカリフラワー祭りに関して、昨年11月にでっち上げ疑惑が浮上し、審議対象となっていた。

 委員会は「2つの祭りは番組のために現地コーディネーターが用意したもの」と判断。番組側がその過程を把握していなかった点、ナレーションなどで、出演者が元々ある祭りに参加しているように視聴者を誘導した点で、「重いとは言えないものの放送倫理違反があったと言わざるを得ない」とした。一方、でっち上げとは判断せず。バラエティーは報道やドキュメンタリーと性質が異なるため「定義が難しい。お約束の演出については誰もやらせとは言わない」と説明した。

 日テレは「意見を真摯(しんし)に受け止め、今後の番組制作に生かしてまいります」とコメント。休止中の祭り企画は再開させる方向で「自信を持ってお伝えできる体制が整い次第、再開したいと思っております」とした。

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2019年7月8日のニュース