名脇役・近江谷太朗 かつて所属「キャラメルボックス」活動休止「とても残念」「復活祈りたい」

[ 2019年5月31日 22:40 ]

 名脇役として活躍する俳優の近江谷太朗(53)が5月31日夜、自身のツイッターを更新。2002年に退団し、この夜、活動休止を発表した演劇集団「キャラメルボックス」への思いをつづった。

 「とても残念だ。今、自分が常に前向きな気持ちで、観に来てくれるお客さんやスタッフさんに対する感謝の気持ちを持って舞台や映像の仕事を続けられているのも、すべてはキャラメルボックスでの13年間のおかげだと思っているので、残念でならない」と心境。「ただただ、復活を祈りたい」と願った。

 近江谷は数々の作品に出演。放送中のNHK連続テレビ小説「なつぞら」には、第13回(4月15日)で乳業メーカーの村松役を演じた。

 「キャラメルボックス」は1985年、成井豊氏(57)らが旗揚げ。近江谷は89年、俳優の上川隆也(54)(09年退団)と同期入団。95年、上川がNHKドラマ「大地の子」に主演して注目を集め、観客動員数を増やし、15年には30周年を迎えた。

 心温まる作風「エンターテインメント・ファンタジー」でファンを魅了。近年は「容疑者Xの献身」「飛ぶ教室」「流星ワゴン」「アルジャーノンに花束を」「ゴールデンスランバー」など小説を原作にした作品も多い。今月18~26日に東京・俳優座劇場で初期の代表作「ナツヤスミ語辞典」を8年ぶりに上演したばかりだった。

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2019年5月31日のニュース