kemio 初エッセー13万部の大ヒット「目の前に並べられたらブッ倒れますね」

[ 2019年5月26日 18:33 ]

初エッセー「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」の刊行記念サイン本お渡し会を開いたkemio
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 歌手でモデル、タレントのkemio(23)が26日、都内で初エッセー「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」(発行KADOKAWA)の刊行記念サイン本お渡し会を開いた。YouTube、SNSなどで約300万人から支持されるkemioは、同書が発売から1カ月で4刷13万部突破の大ヒットとなったことに「信じられないですよね。数だけで見るとどんだけでけーんだ。目の前に並べられたらブッ倒れますね。うれしい気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。

 刊行が決まったときは「一番書きたかったのは、育ててくれた祖父母に対しての気持ちで、それを祖父母に読んでもらったときに僕以上に喜んでくれたのはよかったなと思いました」とニッコリ。また、活字離れの若者に対しては、「僕自身、最後に本読んだのって『ぐりとぐら』とか『かいけつゾロリ』。それくらいのレベルなんですね。だけどそんな方でも飲むような勢いで読めるので、皆恐れることは何にもない」とドヤ顔。

 タイトルは「飛行機で決めたんですけど、とりあえず最初は語呂がいいやつがいいなと思った」とし、「人生ってやっぱり楽しいことも、つらいこともある中でそれをランウェイみたいに華やかに」という気持ちが込められていると話した。

 同書の中には自身の恋愛観について初めて明かしたというが、テレは「なかった」という。「YouTubeでもいろんなことをベラベラしゃべっていて、感覚的には日記を書いているような気分。それにシェアボタンを押したって感じ。大人数に自分の人生をさらし上げていますという感覚はないですね」。その反響について問われると「想像以上に温かったですね。ヤフーのコメント欄だけは荒れました。ほんとに治安の悪い地域だな」と笑った。「僕の想像していた以上に温かいコメントとか、インスタグラムでダイレクトメッセージを送ってくださる方がいて、うれしい気持ちになりました。本を書いて良かったと思います」と話した。

 現在、米国に住んでいるkemioが今後、挑戦していきたいのは「モデル、ファッションの仕事をしているんですが、英語も使って、スケジュールを詰め詰めにしていきたい」と意気込んだ。

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2019年5月26日のニュース