引退の森昌子、強い引き留めも固辞 紅白出演は「全くないです」

[ 2019年3月28日 14:34 ]

<森昌子 引退会見>目を潤ませながら引退会見を行う森昌子(撮影・西川祐介)
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 年内で芸能界を引退することを発表している歌手の森昌子(60)が28日、都内で引退会見を開き、思いを語った。

 昨夏に60歳を区切りとした引退に思いが至ったという森。「(悩んだことは)なかったです。ふと思ってしまったんです。60歳になったら新しいことがあるんではないかという期待があって、ふと、『このままでいいんだろうか…』と思ってしまった」と明かし、今後については「まだ何も考えられなくて、残された日々を充実させるように、ファンの皆様に気持ちを届けられるようにということしか考えられないです」と語った。

 引退したいと関係者に伝えた際には、強い“引き留め”があったといい、「説得には時間がかかりました。社長はじめ皆に、やめなくてもいいんじゃないかってことは本当に言われておりまして、私も頑固なところがありますので…。自分勝手でわがままだなと思うんですが、私にとっては人生は1度だけですから、この決意は固まっていましたね」と明かした。

 ファンの間では、大みそかのNHK紅白歌合戦への出場に期待感も高まっているが、「いえいえいえ。それは全くないです。家でテレビでゆっくりと拝見させていただきたいと思います」と苦笑い。記者から「オファーがあれば?」と質問されても、「ないと思います。ないと思います」と何度も首を横に振っていた。

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2019年3月28日のニュース