カンニング竹山 相次ぐ不適切動画に「わざと炎上させて儲けているゴミみたいなやつがいる」

[ 2019年2月18日 10:12 ]

カンニング竹山
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 お笑いタレントのカンニング竹山(47)が18日放送のTBS「ビビット」(月〜金曜前8・00)に生出演。次々と発覚する飲食店やコンビニで働く若者による不適切動画が“炎上”することに持論を展開した。

 飲食店やコンビニエンスストアなどの従業員が食品を不衛生に扱う不適切動画を投稿する問題が多発。今年に入ってから中華料理レストラン「バーミヤン」回転寿司チェーン「くら寿司」コンビニ「ファミリーマート」「セブンイレブン」などで問題が発覚し、会社側が謝罪している。発覚する動画は最近ものだけでなく、過去の動画が掘り起こされ、まとめサイトなどで拡散されているという現状もある。

 この日の番組では、「大戸屋ごはん処」などを運営する大戸屋ホールディングスが16日に公式サイトで、従業員による不適切動画がネット上に投稿されていることを報告し、謝罪したことを取り上げた。マスクをした人物がズボンを脱いで、下半身をトレーで隠してふざけている動画が出回っているが、これも昨年撮影されたものと思われる。

 竹山は「過去の映像だからあれだけど」と前置きしたうえで「(今後)新しくやった人は相当賠償金とかやったほうがいい」と厳しい処分が必要であると主張。ただ「炎上とかまとめサイトとかやって、わざと炎上させて儲けているゴミみたいなやつがいっぱいいるんですよ」と意図的に炎上させている可能性を示唆。「世の中が炎上という言葉に騙されないことですよ。炎上の陰には誰かが必ず金儲けを狙ってるから。炎上なんかしてもいい。ただ、そういうゴミみたいなのがいるから、そいつらをどうにかしない限りは(なくならない)。炎上させて金儲けをしているやつが必ずいるから、ネットは全部そう。最終的に誰かが金を儲けるためにやってるから。そこに流されちゃいけない」と持論を展開した。

 フリーアナウンサーの堀尾正明(63)は「不適切っていうけど、大きなチェーン店じゃなくて、表でやってたら、おもしろ動画になるわけでしょ?その不適切か何かという表現の自由と、店に迷惑をかけているという境目があいまいですよね」と私見を述べた。

 不適切動画の投稿がなくならない現状に、ゲストのITジャーナリストの三上洋氏は「誓約書を書いてサインさせる、それだけじゃダメ。私が考えているのは、勉強会をお互い仕事としてやりましょうと。企業は給料、交通費も払って、従業員もお金をもらって仕事としてSNSの意識を高める。そうすれば、お互い、お金と時間をつかってちゃんとしなきゃと思う」と提案。すると、竹山は「勉強会をして、資料を配ったら、それを載せるバカがいる。もういたちごっこなんですよ」とあきれ顔。最後は「炎上させるゴミみたいなやつって言ったら、それを炎上させるゴミみたいなやつもいる。どんどん炎上させろ、俺のことを!」と吠えていた。

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2019年2月18日のニュース