第68期王将戦7番勝負第1局が開幕 注目の先手番は挑戦者・渡辺棋王

[ 2019年1月13日 09:38 ]

第68期王将戦7番勝負第1局   久保利明王将―渡辺明棋王 ( 2019年1月13日    静岡県掛川市「掛川城二の丸茶室」 )

<第68期王将戦七番勝負第1局・1日目>初手を差す渡辺明棋王(左)と久保利明王将(撮影・村上 大輔)
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 3連覇を目指す久保利明王将(43)に5期ぶり復位を狙う渡辺明棋王(34)が挑む将棋の第68期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第1局が13日、静岡県掛川市の「掛川城二の丸茶室」で開幕した。

 振り駒で「と金」が3枚となり、注目の先手番は挑戦者の渡辺棋王に決まった。午前9時、対局開始の合図に合わせて両対局者が一礼。多くの関係者が見守る中、渡辺棋王が初手に2六歩と飛車先の歩を突き、久保王将は3四歩と角道を開けた。久保王将は4手目に5四歩と中央の歩を突き、中飛車の方針を明らかにした。

 第2局以降は先手と後手を交互に指し、第7局に進んだ場合はあらためて振り駒が行われる。

 対局は2日制で、持ち時間は各8時間。午後6時に封じ手が行われる。第1局の立会人は郷田真隆九段、副立会人は杉本昌隆七段、記録係は木村友亮奨励会二段が務める。

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