村上佳菜子 TBS日曜劇場「グッドワイフ」でドラマ初出演「ダブルアクセルの達成感」

[ 2019年1月13日 06:00 ]

日曜劇場「グッドワイフ」第2話でドラマ初出演を果たす村上佳菜子(C)TBS
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 プロフィギュアスケーターの村上佳菜子(24)がTBSの看板ドラマ枠・日曜劇場「グッドワイフ」(13日スタート、日曜後9・00)の第2話(20日放送)でドラマ初出演を果たすことが分かった。

 女優の常盤貴子(46)が2000年1月クールの「Beautiful Life」以来19年ぶりに日曜劇場主演を務める注目作。09年から7年間、シーズン7まで放送された米人気ドラマ「グッド・ワイフ」を原作に、家族のため一度は辞めた弁護士に16年ぶりに復帰した蓮見杏子(常盤)がさまざまな困難に立ち向かう姿を描く。

 村上が演じるのは宝飾店の店員。杏子が夫で東京地検特捜部長の壮一郎(唐沢寿明)の汚職容疑に対して疑いを深める重要なシーンに登場する。役になり切るため、知り合いを通じて宝飾店店員の所作や言葉遣いなどのリサーチを事前に重ね、入念な準備。緊張しながらも見事に演じ切った。

 10年GPファイナル3位、14年ソチ五輪12位。16年12月の全日本選手権で8位に終わり、現役引退を決断。17年4月に発表し、プロスケーターとして活動。17年10月には日本テレビ「メレンゲの気持ち」でバラエティー番組のMCデビューを飾ったが、ドラマ出演は今回が初となった。

 村上は「ずっとやってみたいなと思っていたので、お声掛けいただいた時は本当にうれしかったのです」とオファーを喜びながらも「とても緊張しました。フィギュアスケートとはまた全然違う緊張でした。初めての場所ですし、やってきたことが1回のチャンスの中でできるかというスケートの緊張とは全然違ったもので。でも通じるところもあって。自分にとってはすごくいい経験になりましたし、今後のスケートにつなげられたらいいなと思いました。フィギュアスケートも演技をするのですが、言葉を発して表現するのは本当に初めてだったので、同じ“表現する”ということでも全く違うなと感じました」と女優デビューの感想を明かした。

 常盤の印象については「目力がすごくて、何回か吸い込まれそうになりました。初めてのドラマ撮影なので、そわそわしながら現場に入ったのですが、優しく声を掛けていただいて、リラックスしてできました」。自己採点を問われると「自分の演技をまだちゃんと見ていないので分からないですけど、達成感としては割と頑張ったかなと思います。70点くらいかな?感覚としては良かったのかなと思います。私はダブルアクセルが苦手なのですが、アクセルが決まった時くらいの達成感はありました」と笑顔で振り返った。 東仲恵吾プロデューサーは「村上佳菜子さんがフィギュアスケートで魅せる表現力を、是非ドラマでも披露していただきたいと思い、お願いしました」と起用理由を説明。「初めてとは思えない見事な演じっぷりで、とても魅力的なキャラクターに仕上げてくださいました。是非ご覧ください」と絶賛している。

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2019年1月13日のニュース