松本人志 BTS原爆Tシャツ問題に「ありえない」 日韓ハーフのピアニストは「信頼ができるチャンス」

[ 2018年11月18日 11:10 ]

「ダウンタウン」の松本人志
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(55)が18日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。韓国の7人組「BTS(防弾少年団)」が過去に原爆のきのこ雲がプリントされたTシャツを着用していたことを巡る騒動についてコメントした。

 乙武洋匡氏(42)は「日本人が気分を害すること」とした上で「被害側になると凄く敏感になることでも、加害側になると無自覚だったりする事も多い。無自覚で誰かを傷つけないようにいろいろな知識を植え付けていかないといけない」と持論。元NHKアナウンサーの神田愛花(38)も「韓国のアーティストって、もともと育成する時から、国内だけでなく、世界で売れるように育成していると聞いている。だとしたら、もともと商売相手が世界なんですから、アーティストが分かっていなくても、まわりにいる大人たち、スタッフが世界史を勉強しておくとか、してはいけない土俵のルールを勉強しておかないと、将来アーティストが傷ついてしまう」と話した。

 母が韓国人、父が日本人のハーフであるピアニストの清塚信也氏(36)は「国際的に活躍する方としては自覚が足りないとは思う」としつつも「逆に、韓国と日本が仲良くなれるチャンスだとも思っている。僕は韓国とのハーフ。日本育ちで、日本生まれ、親戚は韓国にもいる。国籍は日本なんですけど、だからこそ、家族として付き合って、韓国人の良さ、悪さ、日本人の良さ、悪さも知っているつもり。近い国でありながら、ものすごい国民性は違う。この問題で極論化してはいけないと思う。これを受けて、韓国全土が敵視していると思いがち。それがナンセンス。個人レベルで話した時に日本人を悪く言う人は見たことないんです。これを乗り越えたら、信頼ができるチャンスだと思っている」と自身の立場で語った。

 そんな中、松本は「原爆のことはファッションでイジるのはありえない。それは流行でも何もないし、あっちゃいけないこと」と一刀両断した。

続きを表示

この記事のフォト

2018年11月18日のニュース