くりぃむ有田「半分、青い。」で朝ドラ初出演「僕でいいんですか?」鈴愛の人生に影響を与えるキーマン役

[ 2018年7月19日 16:01 ]

NHK連続テレビ小説「半分、青い。」で朝ドラに初出演することが決まった「くりぃむしちゅー」の有田哲平
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 お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の有田哲平(47)がNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(月〜土曜前8・00)で朝ドラに初出演することが決まり19日、番組公式サイトで発表された。有田が演じるのは、ヒロインの人生に大きな影響を与えるキーマンで、様々な事業を展開している“うさんくさい男”津曲(つまがり)雅彦役。昨年、ドラマに主演し「しばらく俳優業はお休みしようと思っていた」というが、“ラブストーリーの神様”と呼ばれる北川悦吏子氏(56)のアテ書きに「喜んで!というか、僕でいいんですか?という気持ちで」とオファーを快諾。「どんな化学反応を起こすか、楽しみにしていてください!」と意気込んでいる。

 女優の永野芽郁(18)がヒロインを務める朝ドラ通算98作目。フジテレビ「素顔のままで」「ロングバケーション」「空から降る一億の星」やTBS「愛していると言ってくれ」「ビューティフルライフ」「オレンジデイズ」など数々の名作を生んだ北川氏のオリジナル脚本。岐阜県と東京を舞台に、病気で左耳を失聴した楡野鈴愛(にれの・すずめ)が高度経済成長期の終わりから現代を七転び八起きで駆け抜ける姿を描く。

 現在、映画監督の卵・涼次(間宮祥太朗)と結婚し、100円ショップ「大納言」に勤める鈴愛の人生は今後“モノづくり”という新たなステージに進む。有田が演じるのは津曲雅彦という岐阜・梟町のつくし食堂に突然現れたうさんくさい男。かつては大手広告代理店に勤めていたが、独立し“ヒットエンドラン”という会社を立ち上げ。商品プランニング、マーケティング、コンサルティング…様々な事業を展開しているというが、具体的に何をしているかは不明。後に鈴愛の人生に大きな影響を与える。

 有田は昨年7月クールのTBSの深夜ドラマ「わにとかげぎす」に主演。「これは大変な仕事だなと実感したので、しばらく俳優業はお休みしようと思っていたんですが…」と打ち明けたが「“朝ドラ”しかも“北川悦吏子さんにアテ書きしていただいている”と聞いて、喜んで!というか、僕でいいんですか?という気持ちでオファーを受けました」と喜びの心境。

 「既にチームワークができている撮影現場に途中参加するのは緊張しましたが、いち視聴者だったので、鈴愛がもう○歳!、あの子とこの子がこんな展開に!と、驚きつつも楽しんでいます。熊本から出てきたお笑い芸人である僕が『半分、青い。』の世界にどんな化学反応を起こすか、楽しみにしていてください!」と張り切っている。

 北川氏は「終盤のキーパーソンとなる怪しい怪しい津曲を演じるのが、有田哲平さん!!佐藤健、中村雅俊、豊川悦司、谷原章介、斎藤工、中村倫也、間宮祥太朗、志尊淳(敬称略)などなど、イケメン祭りできて、なぜ、最後の最後に、有田さんなのか?!イケメンの決定打が有田さん!納得がいかない!もしくは、すごく楽しみ!いろんな意見があると思いますが、ぜひぜひ、『半分、青い。』最終パートをとくと、ご覧ください。そこに、有田さんでなければならなかった、理由が、あります。」と手応えを示している。

 制作統括の勝田夏子チーフプロデューサーは「民放の深夜ドラマで主演もされた有田さんは、人間くさい存在感と軽妙さ、そこはかとなくにじむ哀愁がとても素敵な俳優さんです」と起用理由と魅力を明かした。

 他に小西真奈美(39)小関裕太(23)山田真歩(36)が新キャストとして発表された。

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2018年7月19日のニュース