東山紀之「子供を持つ親として」山口達也に失望 「考え方の甘さを露呈した」

[ 2018年4月29日 08:01 ]

少年隊の東山紀之
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 少年隊の東山紀之(51)が29日、MCを務めるテレビ朝日「サンデーLIVE!!」(日曜前5・50)に生出演。自宅マンションで女子高校生に無理やりキスをするなどしたとして、警視庁に強制わいせつ容疑で書類送検され、無期限謹慎処分となったTOKIOの山口達也(46)について言及した。

 VTRで山口の会見を神妙に見守った東山は「被害に遭われた方、そのご家族の怒りは子どもを持つ親として、よく理解できます。その子たちに与えてしまった心理的な肉体的な辛さが僕もわかりますので、ここでお詫びいたします」と先輩として謝罪。「TOKIOは本当の弟以上の存在。僕自身も30年以上の付き合いですから。まさか山口がという気持ちです。男気の強い、いい男だと接していて感じていましたから、今回のことも嘘であればいいなと思った」と長年付き合ったきた仲間としての素直な思いを吐露。「夢や希望を僕らは与える立場ですから、それは失望に変えてしまったのは大きな罪。彼がどうやって立ち直っていくのか見ていく責任があると思っています。会見を見ていて感じました」と続けた。

 リーダー城島茂(47)が山口のグループ復帰について「あり得ない」と繰り返し、怒りを露わにしたことにも触れ、「戻る戻らないは別として、それはグループで話し合ってもらって」としつつ、「やっぱり僕らは女性だったり、弱い立場の人だったり、まして未成年を僕らは守る立場にいる。その立場の人間がお酒を飲んで、未成年を自宅に呼んで、その子たちにとってはお兄さん、もしくは父親と同じような存在で、すごく信頼していたと思う。その信頼していた人にわいせつな行為をされたというショックは図り知れない。本当にどんなに反省しても反省しきれない」。さらに「いくらお酒が入っていたとはいえ、その状況を作ったのは彼。ましてや、お酒で入院していたということですから、その辺の考え方の甘さを露呈してしまったなという感じはする」と断罪した。

 「これだけ器用でいろんなことができて、いろんな人を幸せにしてきた人間がこの事件で失望に変えてしまったのは残念。彼がどうやって生きていくのか、見ていかないといけないなと思う。ファンの方も、お世話になった方たちもたくさんいる。僕は突き放すというよりも、彼がどういうふうに人生を学ぶのか見ていきたい」とコメント。最後は「はー」と深いため息をついた。

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2018年4月29日のニュース