ひふみん 旭日小綬章受章に喜び「心より感謝しています」

[ 2018年4月29日 05:30 ]

2018年春の叙勲受章者発表

加藤一二三・九段
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 将棋界からは加藤一二三・九段(78)の旭日小綬章受章が決まり、取材に「大変光栄なこと。心より感謝しています」と、独特の甲高い声で喜びを表現した。

 1954年(昭29)に当時の史上最年少記録(14歳7カ月)で四段昇段。以降63年に及ぶ現役生活で名人、十段、王将などタイトルを計8期獲得した。昨年6月に引退後はテレビを中心に各種メディアで活躍。「ひふみん」の愛称で将棋ファン以外からも高い人気を誇る。藤井聡太六段(15)の勝利棋譜をすべて研究するなど将棋への情熱は衰えず「現役であったらよかったなという気持ちはどこかに残っている」と素直な心境も吐露。歴代3位の1324勝を挙げたプライドをにじませた。

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